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Special Live Report The Mirraz&Veni Vidi Vicious 2008.1.10@shibuya eggman
Veni Vidi Vicious
▲Veni Vidi Vicious
 ロックンロールリバイバルムーヴメントの中から頭角を現わした2バンド、The MirrazとVeni Vidi ViciousのスプリットCD「NEW ROCK E.P」がオリコンインディーズチャート19位にランクインと好評だ。そのリリースパーティーがshibuya eggmanにて行われた。
 ゲストバンドのTHE KOALASの演奏が終了し、最初に登場したのは、スウェーデン出身の5人組ロックンロールバンド、THE HIVESのアルバムタイトルからバンド名を頂戴したVeni Vidi Vicious。なんでもTHE HIVESも彼らのサウンドを絶賛しているそうで、2006年にはFUJI ROCK FESTIVAL '06のROOKIE A GO-GOへの出演も果たした注目バンドだ。


 たばこを吸いながらステージに出てくれば、ステージドリンクはアルコール、悪ガキっぽくステージを転がるなど、ロックスター然とした立ち振る舞いが不自然でなく、とても絵になる4人。ガレージロックあり、ちょっと軽快なロックンロールナンバーあり、ダンスビートありと、多彩な顔も見せる。先のスプリットに収録した、絶叫でスタートする猥雑なロックンロール「アミーゴ」のカッコよかったこと! ロックンロールを地でいく4人の姿に、オーディエンスもアルコールを片手に大盛り上がりだった。

The Mirraz
▲The Mirraz
 そして、本日のもういっぽうの主役、The Mirrazが登場。イギリスにアークティックモンキーズがいれば、日本にはThe Mirrazがいる! とばかりのドライヴしまくるサウンドで、前のめりのステージを見せつける。どの曲も簡潔で、じつに小気味いい。最高潮の盛り上がりとなったのは、スプリットにも収録しており、和田(b,vo)が下記に楽曲解説してくれている、彼らの代表的ナンバー「僕はスーパーマン」。畠山(vo,g)のたたみかけるようなヴォーカルはラップさながらのスピード感とアタックを生み、曲にさらなるスピード感を与える。圧倒的な疾走感とアッパーなサウンドで、オーディエンスを踊りまくらせていた。
 「ロックンロールは死んじゃいない!」と、言葉じゃなくそのサウンドで高らかに宣言するThe Mirraz とVeni Vidi Vicious。彼らへの注目の高さもうなづける、刺激的な一夜だった。 〈取材:田上知枝/撮影:東京神父〉



東京 shibuya eggman

東京 shibuya eggman

■SHOP DATA■
東京・shibuya eggman
東京都渋谷区神南1-6-8 B1F
TEL. 03-3496-1561
キャパシティ:スタンディング350人
ドリンク代:¥500
ロッカー:有
●オフィシャルサイト


志賀正二郎さん
東京・shibuya eggman

志賀正二郎さん

■お薦めアーティスト
The Mirraz Veni Vidi Vicious SEAKET

■PROFILE■
 「もともとアーティストとして所属していた事務所に、そのまま流れに任せてこの業界に入りました。そこでは担当アーティストの音源を作り、各所へ営業をして、ライヴの制作もしたりと、制作とマネージメント全般をやっていました。そのレーベルのメンバーで、「東京版MINAMI WHEELみたいなことできないかな?」と、「SHIBUYA HEART ATTACK!」を立ち上げたのですが、とても大変でしたね。打ち合わせでの喧嘩は日常茶飯事でした。
 そして、その会社を辞める時に現社長に誘われてeggmanへ。eggmanはロックからアイドルまでと、とにかくいろいろなことをやるハコです。僕が在籍してからは秦基之さんや、たむらぱんさん、Bahashishiなどが巣立っていきました。自分が昔から好きだった「SPARKS GOGO」さんと「Theピーズ」さんの2マンライヴを成功できたことは印象深いですね。あまりにも楽しくなって、メンバーさんと朝まで飲んだくれました(笑)。
 渋谷という土地は地価が高いので、渋谷のライヴハウスはある程度のノルマというのは必至になります。ただ、ノルマを払えればライヴができるって環境はよくないと思うし、そうするとバンドもライヴハウスも成長しないですね。できるだけクオリティの高いイベントを作っていかないとお客さんも離れていきますから。
 今後は自分の好きなジャンル、特にUKロックやひねくれロックのサウンドを持つバンドさんをサポートしていきたいです。もちろん他人任せではなく、自分たちでやる気があるバンドさんじゃないと嫌ですけどね」

東京 shibuya eggmanイチ押しアーティスト
The Mirraz

公式サイト

 「アークティックモンキーズやクラクソンズなどのUKロックを基調とし、リズムとともに押し寄せる歌詞の羅列はまるでヒップホップのように思える彼ら独特の音楽性を持っているバンドです。とにかくライヴを観てみればわかりますよー!」(志賀さん)

 「“ガーシー”こと志賀さんは、まさにバンドにとっての兄貴分!ってカンジの存在で、バンドがもっと良くなるためにどうしたらいいのかということをすごく丁寧に考えてくれる人です。そのバンドがどういうことをしたいのか?という根っこの部分をちゃんと見てくれている人なので、意見にもビシっと筋が通っていて、毎度なるほどなと強く思わされます。何より元ドラマーだけあって出音に対する耳の良さは抜群で、その点においてもすごく信頼できる人です。ただ、アルコールが入ってモノマネを連発し始めたら、その日はもう営業終了……渋谷○民で「ダンカン!」と騒いでる声が聞こえたら、それはきっと彼です。大人の対応を。もしくはネタフリを。THE BEACHESとの2マンライヴの後に「今日のライヴを観て、ああMirrazは一気に上にいくんだろうなって思ったよ」と言われた次のライヴで「ダメすぎ。おまえら全然ダメ!」って言われたのをいちばん鮮明に覚えてます(笑)。デレツンです。
 この「僕はスーパーマン」という曲は、スタジオでみんなが適当にガシャガシャっと弾いたモノをきっかけにヴォーカルの畠山が志賀さんとの激闘の末にまとめ上げたモノで、MirrazZの大好きなリフとフックを持った、非常に攻撃的だけど踊れて、一緒に歌えるキャッチーな部分もあるMirrazらしさがすごく良く出た曲です! 曲中、サビでの彼のフラストレーションと気合いが乗ったヴォーカルはかなりグッと来るものがあり、バックで弾いている自分もそれに引っ張られて高揚していく感覚がある、メチャメチャにドライヴしている曲だと思うので、音源はもちろん、ぜひライヴでも体験してみてほしいです! タイトルもちょっとバカっぽくて最高でしょ? この曲が入ったスプリット盤もリリースのきっかけは志賀さんだったので、Mirrazと志賀さん&eggmanを象徴する一曲ということで選びました! ぜひ聴いてください!」(The Mirraz・和田遼太郎)


Veni Vidi Vicious

★公式サイト

 「彼らもThe HIVESやThe VinesなどUKロック(上記2バンドはUKの出身ではありませんが……)を主体としたサウンドで、メロウな曲を歌い、バンド演奏は荒れ狂うという強烈な個性のバンドです。それを証拠にフジロック'06にも出演した強者です。The MirrazとVeni Vidi ViciousとはeggmanのレーベルでスプリットCDをリリースしていまして、オリコンインディーチャート19位を獲得する快挙を成し遂げています。2バンドとも、これからの成長が楽しみですね! 彼らとの打ち上げはいつも盛り上がり、朝までコースってのがお決まりになってます(笑)」(志賀さん)

 「eggmanはとても優しいハコ。志賀さんは僕らバンドにとっての兄貴分ですね。そんな志賀さんに、「仲良く練習しなさい」と言われたことはよく覚えています(笑)。
 今回聴いてもらうのは「free way」「アミーゴ」の2曲。「free way」はロマンチック、「アミーゴ」は破壊的な曲です」(Veni Vidi Vicious・入江 健)


SEAKET

★公式サイト

 「歌謡曲、ジャズなどのフレーバーを散りばめつつ、POPSでどこか懐かしくて、曲を何度も聴きたくなるクセのある曲を奏でるバンドです。彼らとはあるバンドとツアーを一緒に何箇所かまわった仲です。メンバーみんな面白いキャラで、話すと音楽同様クセになります(笑)」

 「eggmanは家みたいに落ち着く場所であり、時に緊張感や課題を与えてくれる、自分たちを成長させてくれる大事な場所ですね。志賀さんは良き理解者! 頼りになる存在! 志賀さんに言われたことで印象深いのは、「(ヴォーカルyukkoが)俺の妹に似てる」「やっぱツアーに行ったらうまいもん食わなきゃ」って言葉ですね(笑)。
 今回聴いてもらう「シャカシャカパーカー」はキャッチーでハッピーなナンバー。一度聴いたら忘れられない歌詞とメロディーです。揺れる黄色いシャカシャカパーカーを思い浮かべて聴いてください!」(SEAKET・OCHI)



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※アーティスト・曲情報につきましては2月5日現在の情報です。