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Special Live Report 2007.11.10 BRAVECROW@神楽坂DIMENSION
BRAVECROW

 痛快なハードサウンドを聴かせるBRAVECROWが、自主企画「東京ブラックナイトVol.8」をホームグラウンドである神楽坂DIMENSIONで行なった。
 1曲目は「Tomorrow Simulation」。混沌としたメロディーから一転、突き抜けるサビが印象的なナンバーだ。テクニカルにギターを操るTakeshiは、その風貌も含めて、新たなギターヒーロー登場の予感を感じさせた。
 taku(vo)がギターを手にし、しっとりと届けられたのは「PURPLE RAIN」。彼らの持ち味である痛快なサウンドとは趣の異なる繊細な楽曲だが、これがとても良かった。


 観客が激しいヘドバンで応戦した「The Latest Racer」では、takuがしゃがれたダックヴォイスでハードに迫る。さらにその上をいくハードな展開となったのはヘヴィチューン「ROCK STAR」。この曲で、客席はモッシュの嵐に! BRAVECROWの面々のルックスの良さも手伝ってか、ファンは女の子が多かったのだが……女の子ってスゴイ! 激しい!(笑)
 「未来に向かって手を振る、そんな曲をプレゼントします」の言葉と共に演奏された「未来予想Beautiful World」。ジャンルを超えて支持されるであろうメロディーと、往年のロックファンをも納得させるギタープレイが特徴で、サビでオーディエンスが右・左と手を振るさまは圧巻だった。


BRAVECROW
 「東京ブラックナイトVol.8」ハイライトとなったのは、アンコールで披露された「レクイエム」。「歌うことが大好きです」と連呼するtakuからは、本当に音楽が大好きで、彼が音楽をやるために生きていることがリアルに伝わってくる。それは他の3人も同じ気持ちなのだろう、4人のじつに生き生きとした表情に、とても好感が持てた。
 音楽を心から愛する彼らが放つ音楽は、我々を勇気づけてくれる。彼らがこの先行く道が明るい未来であることを感じさせる一夜だった。

〈取材:田上知枝/撮影:東京神父〉


東京 神楽坂DIMENSION

東京 神楽坂DIMENSION

■SHOP DATA■
神楽坂DIMENSION
東京都新宿区矢来町112
第2松下ビルB1F
TEL. 03-3267-8785
キャパシティ:150
ドリンク代:¥500
ロッカーの有無:無

●オフィシャルサイト


門田晃季さん
東京都 神楽坂DIMENSION

ブッキングマネージャー
門田晃季さん

■お薦めアーティスト
BRAVECROW EIKO★GROOVE 黄金の手

■PROFILE■
 「19~20歳くらいの頃に、ひょんなところで知り合った舞台監督にくっついて仕事と言う名のお邪魔虫をしていて、その後少し別の会社サラリーマン的なことをやって、今ここでサラリーマン的なことをやっています。サラリーマンの割には、出勤時間はバラバラだし、退勤時間は終電だし、下手すれば3~4日帰れない(引っ越せという声もチラホラ)し、ライヴハウスのブッキングマネージャーって大変だなと……。
 出演バンドは、ほぼオールジャンルですが、基本的に中心になっているのは、流行りもあるとは思うのですが、ギターロックと女性ヴォーカルのポップス、またはロックバンドが多いですね。ただ、それだけではなく、民俗音楽を基調としたようなワールドミュージック的なアーティストも増えてきています。
 人数が150人と小規模のホールですが、バンドとお客さんが作り出す一体感は最近できたライヴハウスより数段上のレベルに感じ取れます。バンドの自力が素直に出るので、バンドを磨いていくにはものすごく適した場所だと思います。
 この仕事のやりがいは、自分と一緒に考えたり悩んだりしたバンドが世の中で少しでも認知度が出た時。そして、バンドと話をして、越えなきゃいけないハードルをお互いに設定して、それをバンドが頑張って超えてきた時はすごく嬉しいです。べつにメジャーが決定したとかって話ではなく、バンドごとの状況や活動内容に合わせてでよくて、動員がひとり増えたとか、ステージングの課題が一つクリアしたとか、そんなことで充分嬉しいです。
 ライヴハウスって、ターミナルステーションみたいなもので、いろんな人(バンド、スタッフ、お客さん等々)が入ってきては出て行く場所だし、入ってきた以上はより強く大きくなって出ていってほしいし、そのためには受け入れるハコも強くなっていく必要があって、そのハコを作り上げていくスタッフが強くなっていくべきだと思います。強く大きくなるためには個の力だけでは限界があるから、いろんな人が協力しあったり、せめぎあったり、助け合ったりしていくことが必要だと思う。お客さんを多く呼べるバンドにしても、お客さんが来てくれるから多くなるわけで、来てくれなければその状況を作り出せない。だから、バンドやお客さんにハコは力をもらうし、お客さんやハコにバンドは力をもらって、バンドやハコにお客さんは力をもらう。そして皆それぞれがもらった相手に返していくから、相乗効果で強く大きくなっていくものだと思っています。それらが自然にできるようなハコにしていきたいですね」

東京 神楽坂DIMENSIONイチ押しアーティスト
BRAVECROW

公式サイト

 「DIMENSIONに出始めた頃は学生気質やアマチュア気質丸出しのダメダメバンドだったんです(爆笑)。でも、ライヴ経験を経ていくにしたがって、バンドとしての演奏力や表現力がドンドン高まっていくのが楽しいし、嬉しいバンドです。自分達に足りないモノや必要なモノはドンドン取り入れていく貪欲さがあるし、カッコいいバンドに当たると素直に“カッコいい!! ”と認めちゃうところや、ライヴや音楽にものすごく直向きなところに好感が持てますね。HRが基本ですが、ポップなメロディは誰でも覚えられると思うし、強烈なインパクトがあります。ライヴを見てもらえれば楽しさや良さを感じ取れると思うので、興味を持った人はぜひ一度ライヴに足を運んでほしいです」(門田さん)

 「DIMENSIONは地元にいる頃から知っていました。“都内の超有名ライヴハウス”ってイメージでしたね。初めて行った時はウキウキでした。でも実際に中に入ってみると、ちょっと小さい感じがしましたが、やっていくうちにその空間が作り出す雰囲気のよさ、出来上がる一体感の大きさに魅了されていきました。めちゃくちゃ独特で愛着のわくハコです。
 門田さんは、身を削って俺たちに付き合ってくれる最高のパートナーであり、話題にもしょっちゅう出てくるお茶目な人です(笑)。お茶目なままサクッとバンドのことをつついてくれるのでストレートに悔しいです。けっきょく頑張る力をバンドにくれるんですよ。また、俺たちを導いてくれる人です。門田さんの、笑顔で「ぜんっぜんダメじゃん!」これはけっこう効きます(笑)。終演後にはたいてい話をするんですが、何がダメだったのか、逆に何が良かったのかを突き詰めていくうちに朝になっちゃったりしますね。そして最後には“けっきょく頑張るしかねぇ”という結論にいたります。
 試聴曲は「Tomorrow Simulation」。たとえば僕らが生まれた頃はもちろん携帯電話などはなく、何もない場所で自分の居場所を伝えることもできなかった。現代ではどこでも誰とでもつながれて、場合によっては居場所まで正確にたくさんの人に発信できる。でも、それは他のみんなが“自分”をつくってくれているわけで、 “自分”という存在をなんとか知ってもらおうと努力したり、自分が何なのかを知ってもらったりする必要がないってことなんじゃないか? そうして作られていった人がこの先どんどん溢れていったら10年後の未来に自分なんていないかも知れないなって思ったんです。この曲を聴いて自分の夢や、大切な人の存在をもう一度見つめてくれたらいいなと思います」(BRAVECROW)


EIKO★GROOVE

★公式サイト
DRIVE!!
リリース日2007-11-15
コメントライブ後半での定番曲!
ストレートなパーティーロックソング!

 「単純にシンプルでストレートなロックが個人的に好きなんです(笑)。飾りっ気がまったくないのに艶があるバンドって、珍しいと思うんですよ。好きなことを好きなようにやっているんだけど、それがカッコよさに繋がっているし、それをやれるだけの演奏力がしっかり伴っている。ルーツミュージックを素直にルーツとしていて、古臭いと言ってしまえばそれまでですが、ロックレジェンドと呼ばれるアーティスト達にすごく敬意を払っていて、ロックバンド!! って云えるバンドです。ライヴは騒げるし歌えるし、暴れられるしで、バーボンロックを片手に大暴れできる数少ないバンドじゃないですかね? 生粋のロックバカ達です♪ RICKY(vo,g)が、DIMENSIONのことを“危なさや妖しさが残っているライヴハウスらしい場所”と言い続けてくれているのも嬉しいですね」(門田さん)

 「EIKO★GROOVEは、洋楽好きなメンバーが集まり、2000年に結成。日本人の日本人による世界の人のためのロック!をやっています。
 DIMENSIONは自分達の始まりであり、帰ってくる場所。スウィートホーム☆ 門田さんはロックンロールの冒険仲間であり、良き理解者。……と思っていていいのでしょうか?(笑) そして、いい意味での、ロッククレイジーです。そこはもう尊敬を通り越して、ある意味畏怖に近い(笑)。門田さんは戦略的な動きが苦手な我々のバンドに、常にいいアドバイスを与えてくれています。“エイコーはせっかくやってる音楽がいいんだから”と、いろいろと面倒見てもらっているんですが、時々、優しい声と笑顔で、悪魔のようなことをサラっと言うので要注意です(笑)。
 「DRIVE!!」は、バカ騒ぎにはもってこい! ライヴやイベントでも、ホールが一気にヒートアップするパーティーソングです。ストレートなロックナンバー! 格好つけずに盛り上がちゃったほうが勝ち♪ ぜひ聴いてみてください」(EIKO★GROOVE)


黄金の手

★公式サイト

 「まず、初めて観たり聴いた人は、誰しもヴォーカルReinaの声に衝撃を覚えると思います。コレは“黄金の手”の最大にして最強の武器と言っても過言じゃないです。そして、ギターのジャック・伝ヨールのライヴ中に揺れまくるアフロ!(笑) これでノックアウト間違いなしですよ(爆笑)。2007年のFUJI ROCKにも参加しているのですが、ライヴでのパフォーマンスや楽曲のクオリティの高さは半端じゃない! 独特の世界観で描かれている歌詞や、染み付いて離れなくなるメロディーなど、本当に一級品です。CDで聴いても音楽的に高い位置にあって楽しめるのですが、ライヴはその100倍以上楽しいし、圧倒されます。家で音源を聴いて、ライヴでバンドと一緒に狂ってしまう! これがいちばんの楽しみ方じゃないでしょうか♪ それにしても、ものすごくハイクオリティな楽曲とライヴパフォーマンスなのに、なんで未だに世の中に広まっていないのかが意味不明です。ステージ上では、ネジが1本どころか10本以上ブッ飛んでいるふたりなのに、ステージから下りた時の腰の低さと自信の無さを見て、さらに訳わかんなくなりました」(門田さん)

 「DIMENSIONでは、神楽坂という場所、人だけでなく神様にも楽しんでもらえるような気持ちで演奏しています。良い緊張感があるステージです。門田さんは真剣に向き合ってくれる、音楽の仲間のような兄のような存在。自分でも思うようにいかなかったステージの時、嘘ではなく辛口で正直な言葉をくださった。しかし、その後温かい応援の言葉をくださったことが今後の力となりました。
 Reina:求めるのではなく、愛は心の中にあります。ここからどんどん愛が広がってゆくといいな……。そんな気持ちを「石ころ」の歌詞に込めました。
 ジャック・伝ヨール:サウンドは乾いた砂漠、異国情緒が感じられる雰囲気で作りました。家にあったお土産の鈴、銅の小さなベル、そんなものをマイクで録音して、砂漠で転がる丸い草のイメージを作りました。わかるかな?」(黄金の手)



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※アーティスト・曲情報につきましては12月20日現在の情報です。