●取材:西沢八月 ●撮影:東京神父
彼らが音を出した瞬間に、会場の空気がガラリと変わった。ミニアルバム『I Go Home』のリリースに伴う、全国12ヶ所をまわる「TOUR in 12 Homes」。ファイナル公演の会場となった渋谷La.mamaは、彼らを待つ多くの観客の熱気であふれていた。
ステージが進むごとに、彼らのライヴはどこか臨界点を探すように突き進んでいく。それが爆発したのがアンコールで演奏された「echo city」だ。彼らのルーツとも言えるロックレジェンドたちに敬意をはらった楽曲とサウンドは、すべての呪縛から解き放たれた自由奔放で弾けたSPANK PAGEの別の一面を見ることができた。
それぞれのメンバーが持つ、それぞれのエゴと研ぎ澄まされたアレンジのギリギリのバランス。そのタイトロープな感じがSPANK PAGEの最大の特徴であろう。一歩間違えば、空中分解しかねないその危うさを秘めた緊張感に、受け手側も一瞬たりとも目を離せない。
|
|||||||||||
